世について
091−つまらないことに苦しまない
(photo by mogamarry, 写真部)
暑いの反対は寒い。明るいの反対は暗い。大きいの反対は小さい。これらは相対的概念を使った一種の言葉遊びだ。現実もこれと同じだと思ってはいけない。
世について
091−つまらないことに苦しまない
(photo by mogamarry, 写真部)
暑いの反対は寒い。明るいの反対は暗い。大きいの反対は小さい。これらは相対的概念を使った一種の言葉遊びだ。現実もこれと同じだと思ってはいけない。
己について
008−自分の「なぜ」を知れば道が見える
(photo by clione, 写真部)
多くの方法論の本を読んでも、有名な経営者や金持ちのやり方を学んできても、自分のやり方や方法が分からない。これは当然のことで、薬一つにしても、その人の体質に合わない場合がある。他人のやり方が自分に合わないのは不思議なことではない。
知について
182−本を読んでも
(photo by TAD, 写真部)
本を読んだとしても、最悪の読者にだけはならないように。最悪の読者とは、略奪をくり返す兵士のような連中のことだ。
愛について
157−新しく何か始めるコツ
(photo by オリガネーゼ、写真部)
たとえば勉強でも交際でも仕事でも趣味でも読書でも、何か新しく事柄にたずさわる場合のコツは、最も広い愛を持って向き合うことだ。
人について
118−カリスマ性の技術
(photo by giselle. 写真部)
自分をカリスマ性を持った深みのある人間であるように見せたいなら、一種の暗さ、見えにくさを身につけるようにすればよい。自分をすべてさらけださないように、そこが見えないようにするのだ。
世について
090−責める人はみずからをあらわにする
(photo by ブチ子、写真部)
誰かを責め立てるもの、この人が悪いのだと強く言い張るもの。その人はしかし、告発することで自分の性格を思わずあらわにすることが多い。
友について
080−自分を成長させる交際を求める
(photo by ブチ子、写真部)
若い人が傲慢でうぬぼれているのは、まだ何者にもなっていないくせに、いかにもひとかどの者のように見せたがっている同程度の連中と仲間になっているからだ。
その甘い錯覚の中でいい気分になり、若き日の時間を浪費するのはあまりに大きな損失だ。できるだけ早く、本当の実力によって昇ってきた人間、功労のある人間を見つけて交際すべきだ。
喜について
031−楽しんで学ぶ
(photo by えふ、写真部)
たとえば、外国語を学んでまだ少ししか話せない人は、すでに外国語に通じて流暢な人よりも、外国語を話す機会をとてもうれしがるものだ。
己について
007−自分の主人となれ
(photo by ミルク、写真部)
勘違いしてはならない。自制心という言葉を知っているだけで、なにがしか自制できているわけではない。自制は、自分が現実に行うそのもののことだ。
知について
181−真理の論拠
(photo by まーこ、写真部)
これが真理だということを、情熱の熱さで測るな。情熱がより大きいからといって、それが真理だという証拠にはならない。しかし、そのように感じる人は少なくない。
また、歴史が長いから、伝統がどこよりも長いからということもまた、真理が真理であることの論拠には決してならない。そのようなことを強く主張する人は、場合によっては歴史を偽造したりすることがあるから要注意だ。ー「曙光」
愛について
156−愛の眼と求め
(photo by grabie, 写真部)
愛は、人の中にあたうるかぎり美しいものを見つけ、その美しさを見続けていこうとする眼を持っている。愛は人をできるかぎり高めようとする欲求を持っているのだ。ー「曙光」
人について
117−真に独創的な人物とは
(photo by HARU,写真部)
何か奇抜なことをして衆目を集めるのが独創的な人物ではない。それはたんなる目立ちたがり屋だ。たとえば、独創的な人間の特徴の一つは、すでにみんなの目の前にあるのにまだ気づかれておらず名前さえ持たないものを見る視力を持ち、さらにそれに名称を新しく与えることができる、ということだ。