世について
091−つまらないことに苦しまない
(photo by mogamarry, 写真部)
暑いの反対は寒い。明るいの反対は暗い。大きいの反対は小さい。これらは相対的概念を使った一種の言葉遊びだ。現実もこれと同じだと思ってはいけない。
たとえば、“暑い”は“寒い”に対立しているのではないということだ。この両者は、ある現象が自分に感じられる程度の差を分かりやすく表現しているにすぎない。
それなのに、現実もこのように対立していると思い込んでしまうと、ちょっとした手数の多さが困難や苦労となり、ささいな変化が大きな苦しみとなり、たんなる距離が、疎遠や絶縁につながってしまう。
そして多くの悩みは、この程度の差に気づかない人々の不平不満なのである。ー「漂泊者とその影」
*そえん ―ゑん 0 【疎遠】
(名・形動)[文]ナリ
交際が途絶えがちになる・こと(さま)。
⇔親密
「従妹と―になる」「―な関係」
[派生] ――さ(名)
【形式ばった表現】 become estranged [alienated] 《from》
用例 |
*ぜつえん 絶縁
(名)スル
(1) 縁を切ること。関係を断ち切ること。
「彼とは―した」
(2) 不導体によって、電気や熱が通じるのを断つこと。
【電気】 insulation
〈縁を切る〉 break off relations 《with》; cut [【形式ばった表現】 sever] one's connections 《with》; put an end to one's relationship 《with》; 【電気】 insulate; isolate
關於世道
091--不要為無聊的事所苦
熱的反對為冷 明亮的反面為黑暗 大之於小
這些是用相對概念的一種言語遊戲 但是現實生活卻不能這麼想
例如說 “熱”與“冷”其實並非是兩個相對的
這兩個形容詞不過就只是自身對自然現象程度的感受罷了
如果在現實生活裡老想著對立的事的話
只不過是多了一些麻煩的事 或是一點小變化 就會變得痛苦
單只是距離來說 就跟絕緣、疏遠有關連了
然後大部份的痛苦 都是因為人們還沒發現這差別而已